抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF)は、IgG糖鎖のガラクトースが欠損したIgG抗体を検出するもので、リウマチ因子(RF)の一種と関連しています。
特に、自己免疫疾患、特にリウマチ性疾患の病態評価に関連があるとされています。
抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF)
6.0(AU/ml)未満(ECLIA法)
目次
抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF)の概要
抗ガラクトース欠損IgG抗体検査は、関節リウマチ(RA)患者血清中のIgG糖鎖の構造解析の成果をもとに確立されたリウマチ因子検出検査。
早期RA診断やRF検査にて陰性のRA患者(seronegative RA)の診断、RA患者の疾患活動性のモニタリングに用いられる。
略称
抗ガラクトース欠損IgG抗体
CA・RF:carbohydrate in rheumatoid factor
抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF)の概要が高値の場合
- 関節リウマチ(RA)
- シェーグレン症候群
- 全身性硬化症(SSc)
- 変形性関節症
- 肝疾患






